何気なくつけたCDTVの画面に、衝撃が走った。
Travis Japanが登場した瞬間、「あ、またいつものカッコいいやつね」と思っていた自分を、メガネの3人があっさり裏切った。
そう、あの夜は“メガネ”が主役だった──誰も予想してなかった形で。
メガネで踊るジャニーズ?それアリなんだ!って思った夜
あれは完全に油断してた。
CDTVのリアタイを流し見してたら、Travis Japanが出てきて「はいはい、きたきた」って気軽なノリだったのに──あの瞬間、目が覚めた。
メガネ。そう、踊ってるのに、メガネ。しかも3人も。
まず目を引いたのは七五三掛くん。いやもう、あのメガネ姿、印象がガラッと変わった。知的さ全開かと思いきや、踊るとちゃんとキレてる。
次に松倉くん。彼のメガネは少しラフなデザインで、ちょっとした遊び心がある感じ。で、極めつけは川島くん。整った顔にスクエアタイプのメガネがバチッとはまってて、もう完全に「メガネ界のプリンス」だった。
正直、Travis Japanにメガネのイメージなんてなかった。でも、このCDTVでガラッと変わった。「メガネ=個性」って武器になるんだなって、体感した瞬間だった。
メガネ男子=地味って誰が決めた?むしろ攻めてた3人
自分の学生時代、メガネ男子っていうと、控えめなイメージで見られることが多かった。体育の授業では「危ないから外せ」って言われて、裸眼でドッジボールしてよく当たっていたし。
でも、Travis Japanの3人は違った。メガネで踊るって、ある意味で挑戦。激しい動きでズレたり曇ったりするリスクがあるのに、それを貫いてた。つまり、あのメガネは“飾り”じゃなく“演出”だった。
踊りとファッションを自然に取り入れたスタイル。メガネを個性の一部として見せる演出。これは旧ジャニーズの中でも新しい試みじゃないかと感じた。
しかも、3人同時ってところがミソ。バラけてたらただの「たまたま」だけど、3人まとまると“戦略”になる。
3人がメガネをかけた理由を勝手に考察してみた
もちろん公式な理由は発表されてない。でもファン心理って、勝手に深読みしてナンボでしょ?
まず考えられるのが、「曲の世界観に合わせたスタイリング」って説。CDTVで披露されたあの曲、ちょっと夜の都会っぽい、アンニュイな雰囲気があった。
そういう世界観に、メガネってめちゃくちゃマッチする。無機質なネオン、ちょっと気取った表情、そして知的なアイウェア。
次に、「あえて印象をズラしたかった」説。Travis Japanって、元々“陽キャ”で“アクロバット”なイメージが強い。だけど、メガネをかけることでちょっと落ち着いた雰囲気になる。これがギャップとして効いたんじゃないかと。
最後にもうひとつ。本人たちの提案だった可能性もある。これ、結構リアルだと思う。衣装や演出って、ある程度は本人たちの意見も反映されるって聞くし、もしかしたら「そろそろ新しい印象、与えたくない?」って3人で盛り上がってたかもしれない。
Twitterでの反応がすごかった件
放送後、すぐにX(旧Twitter)で「Travis Japan メガネ」で検索したら、トレンド入りレベルで盛り上がってた。
「メガネのしめちゃん、天才すぎる」
「松倉のメガネ、圧倒的な魅力だった」
「川島くん、まじでメガネ似合いすぎ問題」
って感じで、ファンが一斉にメガネに食いついてた。
特に「3人同時にメガネって、なんのフェス?」みたいな声が多くて、「あ、これは確かに爪痕残したな」って思った。やっぱりこういう細かい演出って、SNS時代にはめちゃくちゃ強い武器になる。
実は私も“メガネで踊る”ことにちょっとした思い出がある
ここからちょっと私の話になるんだけど、実は大学時代、軽音サークルでバンドをやってたんだよね。そのとき、ベースの子が“本番だけメガネ”っていう謎のルーティンを持ってて。
「メガネだと自分じゃない気がして緊張しない」とか言ってて、当時はよくわからなかった。でも今回のTravis Japan見てて、その言葉を思い出した。
メガネって、“キャラチェンジ”のスイッチになることがあるんだよね。自分じゃない表現の幅を広げるための演出アイテム。たぶん、3人もそんな感覚でステージに立ってたのかもしれない。
会場のファンリアクションはどうだった?
SNSを漁ってると、あの瞬間をリアルに体感した人たちのコメントが、次々と流れてくる。CDTVの収録現場に入った人たちの投稿を読むと、「メガネ姿に息を呑んだ」「肉眼でメガネ越しの目が見えた瞬間に鳥肌」って感想が多かった。
しかも面白いのが、「メガネが汗で少し曇ったのが逆にリアルでキュンとした」っていう声もあったこと。普通だったらNGっぽいけど、あの一瞬がファンにとっては“尊い”瞬間になったみたいだ。
カメラ越しでは伝わりにくい空気って、あるんだよね。生で見るメガネ男子の圧倒的な存在感があったように感じたんだと思う。
他メンバーとのギャップが際立った理由
メガネをかけてたのは3人。でも残りのメンバーは、あえてかけてなかった。その構成も絶妙だった。
Travis Japanって、全員が同じ方向に揃うタイプじゃない。それぞれにキャラがあって、それが“ばらけてる”ようで“まとまってる”。今回の演出は、それを逆手に取ってた気がする。
メガネ組が“知的さ”や“静”を演出して、他のメンバーが“陽”のエネルギーを際立たせる。つまり、視線の移動にリズムが生まれてた。目が忙しいのに、ちゃんと整理されてる。ライブ構成としてめちゃくちゃ巧妙だったなと感じた。
他グループでの“メガネ演出”との比較
旧ジャニーズ全体で見ても、ステージでの“メガネ”はやや珍しい。Snow Manの阿部くんが番組で知的キャラとしてかけてることはあるけど、踊るときは外してる印象の方が強い。
旧関ジャニ∞が昔ネタ的にメガネでパフォーマンスしたこともあるけど、あれは“笑い”の文脈だった。
だからこそ、Travis Japanのようにガチのパフォーマンス中にメガネをかけるってスタイルは、新しい。しかも、演出としてちゃんと成立してるから、話題にもなるし印象にも残る。過度にならない個性の演出として、かなり成功してたと思う。
Travis Japanの“新しい顔”を見た気がした
Travis Japanって、ダンスのクオリティと海外経験で知られてるグループ。だから、ある意味で“クールで完成された印象”が強かった。でも、今回のメガネ演出で初めて“抜け感”を見せてくれた。
知的さと遊び心が同居してるっていう、矛盾のようで成立してるこのバランス。ああ、このグループって、まだまだ見せてくれる“顔”があるんだなって思った。
これ、個人的にはめちゃくちゃ大きい。好きなグループの“予想外の一面”を見ると、もっと知りたくなる。その瞬間にファンの心は深まっていくもんだと、改めて感じた。
あのメガネ、どこのブランドだったのか?
SNSでは、「あのメガネどこの?」「欲しい!」って声も多かった。もちろん公式では明かされてないけど、形状や雰囲気からファンたちがブランド特定を試みてた。
一部では「JINS」や「Zoff」あたりのスタイルを挙げる人もいたし、「実は海外ブランド?」と深掘りしてる人もいた。
面白かったのは、「メガネかけたまま踊ってるのにズレてなかった」ってことに注目して、「スポーツタイプのフレームじゃ?」と推理してる投稿もあった。
こういう“二次的な盛り上がり”が生まれるのも、良い演出の証拠だと思う。一瞬の演出が、ファッションにも波及していく。それって、今の時代における“スター性”の証明でもある。
メガネ演出は今後も続くのか?
正直、また見たい。でも、たぶんあの演出は“1回限り”にすることで価値が高まったとも言える。毎回メガネだと、もはや“キャラ”になってしまう。そうなると演出の意外性がなくなってしまう。
だからこそ、今後は“ここぞ”という場面でだけ使ってほしい。たとえば単独コンサートの中盤、バラードパートでの投入とか、舞台風パフォーマンスでの活用とか。スポットライトを浴びる演出で、静かに心を揺さぶるメガネ姿──それをまた見せてほしい。
ファンの声まとめと、私が今後注目すること
CDTV以降、ファンの中では完全に“メガネ回”として記憶されてる。Xでは「#TravisJapanメガネ回」みたいなタグも生まれてて、その盛り上がりっぷりはリアル。
特に印象的だったのが、「推しじゃないのに、メガネ姿で沼った」って声。つまりファン以外にも刺さる演出だったってことだよね。これはグループ全体としても大きな収穫だったはず。
個人的には、次にどのメンバーが“非日常の演出”を仕掛けてくるかが楽しみ。髪色、衣装、セットリスト──そして、またメガネ。何が来ても驚かないけど、やっぱり心は動かされる気がする。
まとめ:Travis Japanはまだ進化の途中にいる
あの夜、CDTVで見たTravis Japanの3人は、今までにない“余白”を持っていた。完璧すぎない。だけど、だからこそ惹かれる。
メガネという小道具ひとつで、これだけ印象を変えられるってことは、彼らにはまだまだ“変幻自在の伸びしろ”があるってこと。
これからのパフォーマンス、演出、ビジュアル──すべてに注目し続けたい。あのメガネダンスは、ほんの始まりだったのかもしれない。